余白があると、身軽になる。

daily11 スモール分析。

「遠藤さんは、群れることの回避に対して相当真剣な態度で、ともすれば辛辣でもあります。群れることがダメな理由はよくわかったのですが、これをもっとマイルドに表現するなら、何に着目すれば良いでしょうか?」

 

群れることの真逆を取るなら、

「余白作り」に勤しめばいいのです。

私は名刺を交換した人にハガキを送っていますが、

大きな文字で余白を楽しんで、

「お名刺交換ありがとうございます! 遠藤武」

とだけ大きく書いています。

 

ビッシリ書きたければそれでもいいのですが、

何もないのにビッシリ書くのは、

読む側も疲れてしまいますね。

単にハガキを書くことが面白く素敵だからこそ、

誰も疲れず、楽しいことに特化すればいいのです。

むしろ、余白があるからこそ、

文字通りスキマにちょっとしたメッセージを書き足せます。

余白があるからこそ、

動きたいときに動けるのです。

群れてしまうと、

余白なしにギチギチになってしまうので、

文字も人も身軽に過ごすのがちょっと難しいですね。

余白は、そんな仕組みなんです。

 

現実解。

余白があると、すべてにおいて余裕が出ます。

私が群れることの回避に真剣なのは、

余裕のない群れから立ち去ることで、

ドキドキしながら余白を作り、

余白でもっと楽しくなるからだと言い換えられます。

群れから出て、堂々とドキドキするためにこそ、

真剣に群れないことを考えるのは、

理にも情にもかなっているのではないでしょうか。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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