「〇〇が嫌い」「〇〇は難しい」とか、
「〇〇はレベルが低い」という、
負の感情だけを強調する語りは、
思考ゼロでも成り立つ。
感情の吐露をすれば済むためだ。
最近SNSで多数見かけるが、
嫌い・難しいが人生の中心にあり、
好きなことに集中できないというのは、
ただ悲しい。
負の自分語りは脳の整頓であり、
言う側はスッキリするものの、
行動がからきしだめな口先番長にとどまる。
口先で思考と行動を済ませているためだ。
そんな口先番長に不用意に関わっていると、
負の感情吐露を行動と勘違いし、
こちらのレベルが引き下げられてしまう。
例えば、組織内の企画の話だったり、
ちょっとした日常の物事で、
いちいち負の側面ばかりを気にしていたら、
あっという間に疲れてしまうように。
現実解。
負の感情の強調は、そっと立ち去り、
真逆の感情で包み込もう。
「好きで楽しい」から始まり、
自ずと続きの流れが見えるほうが、
勝手にプラス方向に頭を使ってしまう。
何より、自分も他人も、
面白さたっぷりに巻き込めて、
めいっぱい魅力を引き出せる。
boxcox.net、遠藤武。