普通のサラリーマンも、下請け状態の経営も、
結局は群れてブレているから、
自ずと価値が低迷していく。
自分の価値が薄まって埋没していると、
簡単に忖度して、ブレてしまう。
素直であることは大事だが、
素直とはあくまで「和して同ぜず」であり、
「群れの同調圧力に押し負けろ」ということでは決してない。
サラリーマンも、
下請け状態の経営も
自分の価値が薄まるゆえに、
目の前にいる相手の実力はおろか、
自分自身の実力すら、
正しく見つめることなどできない。
要は、群れて頭が悪くなっているために、
すべてがあべこべで埋め尽くされ、
自ずと愛されず落ちぶれていくのである。
例えば、
トイレに行くのに3人連れ立って動いて廊下の通行の邪魔になるとか、
取締役ですらない半端な役職の分際で無駄に理屈っぽく偉そうだとか、
とにかく何もかもボタンを掛け違えている点が特徴だ。
「この人はボタンを掛け違えている!おかしい!」
この気づきを別角度から捉え直すと、
そう気づける人は、繊細ということだ。
繊細であれば、違和感を抱ける。
同調圧力に違和感を抱くくらいじゃないと、
そもそも実力を測ることはできないし、
実力を測れないと自分の立ち位置がわからず、
そもそも成長すらできない。
ということは、
繊細であるとは成長の第一歩なんだよね。
繊細だからこそ、
現職をやめて転職しようとするし、
サラリーマンをやめて独立しようとするのだ。
現状維持や現状肯定をついつい許さないからこそ、
とことん敏感で、向上心が常にフツフツと燃えているのだ。
これは群れずにブレない人にしか許されない、
特殊能力だと言ってよい。
現実解。
群れの中で不平不満がつい出てしまうなら、
そこに実力を超えた才能がある可能性がとても高い。
埋没せず、楽勝できる要素を掴んで、
勝つも負けるも自分で決められる側を意識してみると、
思わぬ価値に繋がる可能性が高いと思って行動してみるとよい。
ブレるその他大勢では何十年かかってもできないことが、
あっさりと出来てしまうことなど、多数ある。
boxcox.net、遠藤武。