ビジネスを極限までシンプルに表現すると、
「顧客・才能・キャッシュ」
くらいしか残らない。
顧客の目線に合わせ、才能をフルに活用し、キャッシュを生み出すのである。
ビジネスがうまく行ったり、
流行り物が生じる場合というのは、
「顧客・才能・キャッシュ」が、
本音ベースで素直にめぐるということだ。
ありがちな話として「ヒト・モノ・お金・情報という経営資源の投下が必要だ!」と、
ロジックを極めてわかりきったように言い出す人が多いが、
それは単なるデータに過ぎない。
うまくいく場合は、決まって、
「顧客・才能・キャッシュ」のどれも、
素直に熱量を持って巡っている。
うまく巡らないということは、
顧客を軽視してうっかり既成概念に逃げているか、
才能が発揮できない土俵にうっかり安住しているか、
キャッシュを得ることにうっかり罪悪感を持っているか、
というだけである。
現実解。
「顧客・才能・キャッシュ」のうち、
特に一番重要なのは才能だ。
才能がある分野について、
顧客への価値を肉付けしていけば、
キャッシュにたどり着くのはたやすい。
追記。
才能といっても、
難しく考える必要はない。
他の人より得意!とか、
他の人が気付けないことに気づけるとか、
他愛ないけど他の人より楽勝できる物事なら、
それが才能。
boxcox.net、遠藤武。