企画書・提案書の作成を、ギッチリ大量の枚数で行う人が世の中に多数いる。
この場合、当該の企画・提案はほぼ間違いなく頓挫する。
なぜなら、書面の作り込みという手先の満足で終わってしまい、
本筋である企画について、本音を反映して満足させたい余地がゼロになるためだ。
この逆で、刺さる企画や提案は、決まって極めて短い。
1億個出荷したGショックの企画書は、たった1行だ。
「欲しい!」「ワクワクする!」「やってみたい!」
ついつい身を乗り出すコンセプトにこそ、
人の心もお金も集まるのである。
現実解。
迷ったら、思い切って短くしよう。
刺さる・売れるコンセプトやフレーズは、
ほとんどが10文字以内くらいに収まると知っておけば、
長く書くことに意味がないとよくわかる。
boxcox.net、遠藤武。