「上司・同僚がどうしても好きになれないなぁ…」
「組織の立ち居振る舞いが悪いなぁ…」
このような居心地の悪い組織は、ストレートに言って最低の環境だ。
うすうす勘づいているかもしれないが、最低の環境が変わることは、絶対にない。
その組織に属する人の平均値が、その組織の実力であるため、平均値が自分とマッチした組織に属するしかない。
念のため断っておくが、サラリーマンの場合、一番優れた人だろうとそうでない人だろうと、ルールに従って平準化していく。
採用基準も人事評価も、組織が回るように逆算して作られており、突出した人は存在し得ないのだ。
その上であなたに落ち度がない場合、環境の悪い組織は、確実に足を引っ張って来る。
環境の悪さは、実力のなさをうまく隠してくれる。
となると、そもそも落ち度がなかったとしても、あなたに落ち度があるかのような物言いが、必ず出て来る。
あるいは、ストレスが邪魔し、落ち度があるかのように毒されてしまう。
特に、ロクに全体像の知見がない分際で、無駄に偉そうにしている部長クラス以上がいる場合は要注意。
役職者が不自然なまま無理に仕事をしているのは、そもそもレベルが低いままであり、直感的にも「こりゃマズい!」と気づけるはずだ。
現実解。
居心地の悪さや、不自然の真逆を取れば、自ずと活躍できる。
毛並みが良く知見ある組織の環境は、適材適所を徹底しており、素直だと覚えておこう。
組織が動く仕組みは、そもそも自然とついつい動くことから始まるのだから、環境の悪さに慣れる必要はない。
boxcox.net、遠藤武。