人数が増えると、時間の無駄が激増する。

daily11 スモール分析。

どんなサラリーマン組織でも起こることだが、

人数が増えれば増えるほど、時間を無駄にする率が上がる。

人数の多い会議や、調整ごとや、ペーパー作業は、根本的には価値ある仕事ではない。

率直に言うと、ただのサボりだ。

 

否、サボりなら心がスッキリするからまだ良い。

意図的にサボっておらず、構造的にサボるという、悪循環が起こるのである。

だれもサボりをサボりだと自覚できないのだ。

根本的なことを言うと、このような価値を作らない無駄な時間は、殺人と同じである。

「時間を使うことを殺人呼ばわりとは、何事か!」

そんな真面目が取り柄の声が聞こえてきそうだが、

価値を作らずグチグチダラダラと過ごす時間は、

1秒でも早く抜け出したいと思わないのだろうか。

ネチネチと箸の上げ下ろしまで指示されて、

嫌な思いをすることはないのだろうか。

群れていると分別がつかなくなるので、

「嫌な思いを我慢しろ」という安直な発想に行き着く。

これと真逆で、面倒ごとはデータに任せていけば、

面倒ごとや嫌な思いは激減する。

実のところ、大きめの製造業で調達をやっていたとき、

Excelとマクロで事務仕事を自動化したところ、

仕事時間を10分の1くらいに圧縮できた。

この結果、実力がつき、その組織から離れていく。

群れているだけの人は、こういう発想はできない。

はっきり言って、プロではないのである。

群れながら時間とお金と気分を奪っているだけであり、

その場にいてもいなくても同じなのである。

 

現実解。

ただ真面目に群れたり、

媚びへつらうというのは、

頭脳を使っていないことに他ならない。

根本から捉え直す発想を持ち、

顰蹙を買ってでも本音を出すことで、

ようやく価値が生まれると悟ろう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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