実力は、場に応じて上下する、相対的な側面がある。
楽勝できる人は、それをわかっており、実力を発揮しづらいところには近づかない。
例えば、見込み顧客は属性を徹底して選び抜き、楽勝に持ち込むなど、下ごしらえが必要だ。
このほか、どうしても相性が合わず、売れ行きが変わることもある。
下ごしらえができると言うのは、マックスをわかっている人だということになる。
勝てない場に出ることで不利に追い込まれる必要はない。
とはいえ、相対的な実力だけで戦う限り、絶対的な実力は足りなくなり、小粒で終わる。
このとき重要なのは、絶対的な実力だ。
優れたノウハウやピカピカの経歴や学歴が、これに該当する。
ストレートに「学んで行動するチカラ」だと言ってよい。
「学んで行動するチカラ」がない場合、変にウェブ広告ばかりで小規模に集客してしまい、
商業出版するほどの知識も基礎もなく、規模が大きい物事には縁がない。
現実解。
相対的な実力と、絶対的な実力のギャップを埋めていけば、勝てる物事は多い。
自分より実力が上に見えても、それが相対的な実力によるものの場合、
こちらの絶対的な実力を元手に、協力者を巻き込んで自分に有利な市場(=相対的な実力)をつくってしまえば、
コバンザメ的に売れることもできるし、あっさり上位互換ができるケースもあるということだ。
boxcox.net、遠藤武。