実力には、相対的・絶対的の二面がある。

daily11 スモール分析。

実力は、場に応じて上下する、相対的な側面がある。

楽勝できる人は、それをわかっており、実力を発揮しづらいところには近づかない。

例えば、見込み顧客は属性を徹底して選び抜き、楽勝に持ち込むなど、下ごしらえが必要だ。

このほか、どうしても相性が合わず、売れ行きが変わることもある。

下ごしらえができると言うのは、マックスをわかっている人だということになる。

勝てない場に出ることで不利に追い込まれる必要はない。

 

とはいえ、相対的な実力だけで戦う限り、絶対的な実力は足りなくなり、小粒で終わる。

このとき重要なのは、絶対的な実力だ。

優れたノウハウやピカピカの経歴や学歴が、これに該当する。

ストレートに「学んで行動するチカラ」だと言ってよい。

「学んで行動するチカラ」がない場合、変にウェブ広告ばかりで小規模に集客してしまい、

商業出版するほどの知識も基礎もなく、規模が大きい物事には縁がない。

 

現実解。

相対的な実力と、絶対的な実力のギャップを埋めていけば、勝てる物事は多い。

自分より実力が上に見えても、それが相対的な実力によるものの場合、

こちらの絶対的な実力を元手に、協力者を巻き込んで自分に有利な市場(=相対的な実力)をつくってしまえば、

コバンザメ的に売れることもできるし、あっさり上位互換ができるケースもあるということだ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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