独立やフリーランスは、実力が如実に出る。
独立すると「年収が2倍や10倍や更にそれ以上になる」または「年収がゼロになる」の2択だからである。
単に資格があるとか、単に経歴があるだけでは、どうにもならない。
ある意味でとても残酷な競技だ。
まずはこの事実を認めるしかない。
かといって、勝てる方法がないというわけではない。
ではどうすればよいか。
コバンザメに徹するのである。
「コバンザメなんてカッコ悪い!」と思うかもしれないが、
これは共生というあり方であり、環境を活かすことに他ならない。
広く捉えれば、実力を発揮できるかどうかは、環境で決まるケースも多い。
頑固になって環境を活かせず、その結果として実力を出せないなら、それをビジネスとして続ける意味はない。
そうではなく、既にある市場(レッドオーシャン)の半歩ずらしでニッチに踏み込み、
共生する形でリッチニッチ(ブルーオーシャン)を導いてすくい取るほうが、
お客様の悩みに刺さりやすく、結果として有利に動きやすいのである。
「競合がスゴスゴ引き下がり戦意喪失する土俵」を、リッチニッチだとしよう。
そのために、無理に斬新な物事をひねり出す必要はなく、
自分の土俵に誘い込むことに徹すればよいのである。
自分の土俵をひいきして、紹介してくれる人がいれば、
競合がいかに大手だろうと、全く関係ない。
現実解。
コバンザメに徹してリッチニッチを取りながら、
愚直に実力をつけていくことで、
更にリッチ化し強者なっていけばよい。
強者とされるカリスマや天才も、よく目をこらすと、
リッチニッチをとっているケースは多々ある。
boxcox.net、遠藤武。