「仕事が退屈です……伸びしろがありません……」
そういうケースは伸びしろ不足に見えるが、実際はそうではない。
決まって本音の欲が薄く、当事者意識が足りないのだ。
素直に欲を出せば、当事者意識が濃くなる。
外見が美しくありたいのも、内面が素敵でありたいのも、
眠い時にいつでも寝たいのも、断りたいことをあっさり断るのも、
出世したいのも、自分の分野で大成したいのも、
それらはすべて、当事者意識の表れだ。
慎重にそつなくこなす優等生は素晴らしいが、
単に優等生なだけだと、変に真面目くさってしまい、
理屈だけの模範解答コピペに終始してしまう。
そうではなく「こりゃバカげているけど果たしたいな」という本音を織り交ぜるのだ。
有言実行はハードルが上がってしまうので、不言実行でよい。
初詣に行くなら、ついうっかりニヤついてしまう本音を出すくらいじゃないと。
現実解。
新年早々、前倒しでニヤニヤしておこう。
理屈ばっかりなら、エモく生きる。
エモさばっかりなら、理屈に熱中する。
逆を取ればボケ解答のようにニヤニヤできるから、
自分で自分を面白がるよう、
自作自演しちゃえばよい。
boxcox.net、遠藤武。