サラリーマンとして実力が突出した人が、
つい独立して、つい大成功してしまうのは、
「群れるとブレる」から脱出したからなんだよね。
「欲しい!」と言われる商品やサービスを作れる人からすれば、雇われることは苦痛だ。
どんな商品もサービスもノルマをあっさり超えて売ることができる人からすれば、雇われることは苦痛だ。
目の前にいる上司より自分のほうが知見が広く深い転職者からすれば、雇われることは苦痛だ。
これらは群れさせられてブレる典型例である。
そこに学びはない。
単に群れるのは、経営的には仕組みでも何でもなく、
「やっているフリ」で済んでしまうパターンだから、
優秀な人ほど苦痛を抱くのは無理もない。
現実解。
組織から学びながら、自分だけのブレないスペースを作ることが、独立の常套手段。
追記。
継続して学んでいない人は、「一時期だけ」優秀どまりのため、独立して活躍しても、自分からブレて途中で失速してしまう。
組織にいるとこれが見えづらくなり、目先との比較で終わり、根本から学べず、足の引っ張り合いや既存の常識の踏襲を繰り返す。
要は、群れると人だけ増えて薄まる。
これはサラリーマンであろうと独立していようと、同じである。
boxcox.net、遠藤武。