悪い癖が抜けないときは、不安と知識不足の根源を断つ。

daily11 スモール分析。

「なかなか考え方の癖が変わりません。よくないことだとわかっているのですが、どうしても先延ばししたり、自信のなさに駆られてしまいます。」

 

こういう場合は、まず不安感をなくすために自分をかばい、さらに超具体的な知識でカバーするしかない。

というのも、放っておくと大多数の人同士での「不安の見本市」に参加させられて群れてしまい、レベル上げをやめてしまうためだ。

 

自分をかばうとは、堂々と周囲から抜け駆けし、自分軸を優先させることである。

超具体的な知識でカバーするとは、自分をかばって助けるための知識をつけることでである。

結論から言うと、そこに具体的な知識や事例の踏襲や組み合わせがあり、そして「これは行ける!」という行けそう感があれば、解決に向けた具体策をひねり出せる。

医師が症例を知ることや、弁護士が判例を知ることや、データ分析に携わる者が事例やモデルを知ることが、そっくりそのまま該当する。

具体的な知識と行けそう感の2つがあれば、あとはそれをブラッシュアップしていくだけだ。

もちろん、ブラッシュアップに邪魔な人や物事は、取り除くか関わらないようにする必要がある、

笑い事のように聞こえるかもしれないが、不安に駆られて嫌な思いをして人生を終える大多数の人は、

知識でのカバーもなく、行けそう感もなく、単に勉強不足同士で群れていることが、うまくいかない理由のほとんどだと言ってよい。

ある程度レベルが高い人が停滞したり落ちぶれてしまう場合も、

ついうっかり群れてしまったり、立ち居振る舞いが悪くなって、

勉強不足に追い込まれることが理由だ。

 

現実解。

悪い癖とは、周囲にいる人の顔触れや価値観でついうっかり追い込まれてしまうことである。

これを解消するには、周りにいる人の顔触れを変えていくことで、立ち居振る舞いをチューニングし、

お互いのレベルを上げていくことが最も重要だ。

 

追記。

自罰的にならないようにするくらいで、ちょうど良い。

真面目すぎると、頑固一徹で新しいことができずレベルが上がらなくなるから、

その逆を取るために、自分の心のハンドルに遊びを残そう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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