余裕のある人とは、
ヒト・モノ・お金・情報という、
資源の4つの要素ついて、
自己決定権がある人のことである。
これには特徴があって、
4つのうちどれか1つでも自己決定権が高まってくると、
残りの3つにもプラスの影響が出てくることなど、よくある。
例えば情報を豊かに持つ医師や研究者などの専門家が、
わかりやすく活用しやすい形、
すなわち多くの人が自己決定しやすい形で情報を発信していると、
自ずとヒト・モノ・お金につながるといった具合である。
自己決定権があり立場をあげているからこそ、
圧倒的に余裕があるのである。
逆に言うと、
自己決定権がなく立場が残念だからこそ、
せいぜい居酒屋でダラダラとどうでもいい話をするのであり、
あるいはいくらヒト・モノ・お金・情報を持っていても、
自己決定権がないとか、だんだん落ち目になってきて自己決定権が薄れて来てしまい、
見るに堪えない炎上芸に逃げるのだ。
現実解。
どのような立場に立ちたいかは自分で決めれば良いのだが、
自己決定権があるほうが、自分の人生が楽しくなる。
ヒト・モノ・お金・情報のルートに嫌なものがあればあっさり切る、
空白を用意していつでも心の安全を取れるようにする、
まずは自分の頭で素直かつ多面的に捉える、
ただし自分で考えすぎて疲れないようにする、
その過程でプロの手を借りる(読書はプロの手を借りる立派な良策だ)。
これらが余裕につながると、気づく人が多くなってきたのは、
世の中にとって良い兆しなんじゃないかな。
boxcox.net、遠藤武。