自己決定権があると、たいていのことは許せる。

daily11 スモール分析。

余裕のある人とは、

ヒト・モノ・お金・情報という、

資源の4つの要素ついて、

自己決定権がある人のことである。

 

これには特徴があって、

4つのうちどれか1つでも自己決定権が高まってくると、

残りの3つにもプラスの影響が出てくることなど、よくある。

例えば情報を豊かに持つ医師や研究者などの専門家が、

わかりやすく活用しやすい形、

すなわち多くの人が自己決定しやすい形で情報を発信していると、

自ずとヒト・モノ・お金につながるといった具合である。

自己決定権があり立場をあげているからこそ、

圧倒的に余裕があるのである。

 

 

逆に言うと、

自己決定権がなく立場が残念だからこそ、

せいぜい居酒屋でダラダラとどうでもいい話をするのであり、

あるいはいくらヒト・モノ・お金・情報を持っていても、

自己決定権がないとか、だんだん落ち目になってきて自己決定権が薄れて来てしまい、

見るに堪えない炎上芸に逃げるのだ。

 

現実解。

どのような立場に立ちたいかは自分で決めれば良いのだが、

自己決定権があるほうが、自分の人生が楽しくなる。

ヒト・モノ・お金・情報のルートに嫌なものがあればあっさり切る、

空白を用意していつでも心の安全を取れるようにする、

まずは自分の頭で素直かつ多面的に捉える、

ただし自分で考えすぎて疲れないようにする、

その過程でプロの手を借りる(読書はプロの手を借りる立派な良策だ)。

これらが余裕につながると、気づく人が多くなってきたのは、

世の中にとって良い兆しなんじゃないかな。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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