迷ったら「許す側」に回り、自分のレベルを上げていく。

daily11 スモール分析。

なかなかポジショニングが上げられないとか、

ついうっかりイライラして嫌な思いをする人にありがちなのだが、

そういう人は、目の前のちょっとしたことを「許す側」に回れていないのである。

 

例えば組織にいて、

自分自身の立ち位置が上がり部下を持っていくと、

いちいち部下の言うことにショックを受けることなどなくなる。

上司は部下に動いてもらう側ゆえに、

同じ目線を持っていてはダメなのである。

ということは、

少しでも「許す側」に回らないことには、

心の休まる暇もなくなってしまう。

これは行政や公共サービスも同じで、

自分の立場や年収が上がっていくと、

世の中の不祥事などは、

出来の悪い部下が起こした程度のものだと思えるようになる。

納税して社会貢献するのであれば、年収が上がるほど、

税金の投資対効果がどれだけ機能するか見定めるのである。

それだけ世の中に貢献しているのだから、

ダメなものにはダメと言いながらも、

許すべきところは許すのだ。

そうすれば自ずとレベルが上がっていくのは、

単にデキる人というだけの人よりも、

「あの人はデキた人だ」と評される人が尊ばれることと合致する。

 

現実解。

ポジションが低いまま悩む人は、

ついうっかり物事はなんでも合理的・論理的に解決すると誤認している。

心情まで含めると実際は「許す」ことで成り立っていると覚えておくといい。

合理的・論理的に解決することは大事だが、

そもそもその前に本音の感情が来なくちゃ退屈。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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