まともな大学で身につくスキルは、就職やキャリアの踏み台にできる。

daily11 スモール分析。

「数学と統計学を学び直しています」

「30代のうちか40までに英語だけで仕事ができるようになるために学んでいます」

昨今のリスキリング熱があってか、

有名大学やその大学院を出身したと名乗る人で、

そのような自己紹介をSNSアカウントに書く人が増えている。

それだけ大学で学ぶことが実社会で役立ち、

キャリアの踏み台になるという事実が、

的確に浸透したことになる。

これは喜ばしい事実であり、

学び直しを否定するつもりは毛頭ない。

だからこそ、より高い視座を持って切り掛かろう。

 

実のところ、このようなスキルは、

すべて大学生のうちにハードワークをこなせば身につくものである。

高いレベルの大学や院まで出ていながら、

それだけスキルが足りていない事実は、

大学の側にそれだけのプログラムや仕組みがなく、

思いのほかタコツボに収まってしまっているのである。

これは入試段階で5教科7科目こなしたとか、

文系で数学から逃げなかったというケースでも、

多々起こっている事実なのである。

だからこそ、更に学ぶためにデイリーレポートを読んでくれている勉強熱心な人に届けたい。

大学生のうちに「これ以上勉強しきれないほど勉強した」という人が、

なんやかんやキャリアで勝ち残るのである。

リベラルアーツの強みが取り沙汰されて久しいが、

人文科学・自然科学・社会科学の基礎分野は、

実はどれをとっても有機的に繋がり、

実に役に立つ。

 

現実解。

役に立つから学ぶという観点で学ぶのも、

もちろん結構なことだが、

基礎分野の全体像を大掴みし、

「これってこの分野が当てはまるのでは?」

とアタリをつけることができれば、

役に立つ知識をあっさり引き当てることができる。

 

追記。

前倒しして勉強するに越したことはないが、

後からハッと気づいて基礎を学ぶと、

それだけで素早く動けて、快感。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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