データドリブン化が進み、複数分野のデータ分析が「仕組み」として結びつくようになった。

daily11 スモール分析。

もともとは「マーケティング」「統計モデリング」

「FP&A」「アナリティクス」「CRM」などのように、

データ分析はバラバラの個別分野同士だった。

FP&AがアナリティクスやCRMを担うとか、

マーケティングがFP&Aの一部を担うといったように、

横串展開されるようになってきた。

それだけ顧客データや財務会計データなどクローズドデータ(非公開データ)を企業が活用する際、

組織をシンプルにして、権限を集中させ、機動力を高める仕組みを敷けば、

素早く成長できると気づいたのである。

 

現実解。

「データは資産」という考え方や言葉は30年前から既にあったが、

今となっては「データ分析の経験や仕組みは強固な資産」だと断言していい。

新規事業立ち上げ、マネジメント、急成長の経験は、

クローズドデータに裏打ちされていれば、仕組みをあっさり再現できてしまうのだから。

 

追記。

仮にデータがない要素があっても、

質的データとしてダミー変数を置いて、

特徴を切り分けることができる。

「斧で木を(切り)分ける」ことが分析の語源と考えると、

素晴らしく直観的な仕組みだと言える。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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