もともとは「マーケティング」「統計モデリング」
「FP&A」「アナリティクス」「CRM」などのように、
データ分析はバラバラの個別分野同士だった。
FP&AがアナリティクスやCRMを担うとか、
マーケティングがFP&Aの一部を担うといったように、
横串展開されるようになってきた。
それだけ顧客データや財務会計データなどクローズドデータ(非公開データ)を企業が活用する際、
組織をシンプルにして、権限を集中させ、機動力を高める仕組みを敷けば、
素早く成長できると気づいたのである。
現実解。
「データは資産」という考え方や言葉は30年前から既にあったが、
今となっては「データ分析の経験や仕組みは強固な資産」だと断言していい。
新規事業立ち上げ、マネジメント、急成長の経験は、
クローズドデータに裏打ちされていれば、仕組みをあっさり再現できてしまうのだから。
追記。
仮にデータがない要素があっても、
質的データとしてダミー変数を置いて、
特徴を切り分けることができる。
「斧で木を(切り)分ける」ことが分析の語源と考えると、
素晴らしく直観的な仕組みだと言える。
boxcox.net、遠藤武。