本音とマッチし、敬意があり、
実力が噛み合って悩みを解決するからこそ、
組織が回り、商品が売れる。
私は仕組み化を指南する際に、
「本音が噛み合って、先行条件がプラスに機能しているか?」
という点をつぶさに確認している。
実のところ、本音がマッチしなければ、
先行条件が行動を誘い出さないままだからだ。
この場合、組織の動かし方であれば、
個別的に成長意欲がある人に権限を渡してじわじわと全体最適化したり、
全社的に面白いコンセプトやイベントやキャンペーンで包み込んだりと、
先行条件を整えれば上手く行動が誘い出せる。
動かない人は何がなんでも動かないが、
それはその人の才能や好き嫌いがそうさせているのであり、
シンプルに、好きで動ける人が好きに動きやすいように仕事を割り振ればいいのである。
営業やマーケティングもこれと同じで、
お困りの方に「欲しい!」と言ってもらえる形で動けばよく、
シンプルに、お腹を空かせた人におにぎり1個とお茶1缶を手渡せばいいのである。
現実解。
本音に寄り添って水平思考していけば、次のアクションはあっさり出る。
いちばん大切なのは、丁寧に寄り添って、身体と心を満たすことであり、
満たされる方向性が見えてくれば、おのずとマネジメントもマーケティングも回り出す。
boxcox.net、遠藤武。