弱いなら、まず好かれる。

daily11 スモール分析。

「嫌われる勇気を持て」という考え方が流行っている。

これに全く異論はないのだが、もう少し切り分ける必要がある。

というのも、嫌われても淡々としていられる時点で、

その人は強者だからである。

取り柄もないまま嫌われてしまうと、

地の底を這いずりまわることになる。

実際に起こったことを束ねてありのまま言い切ると、

例えば取り柄がない人がいくら見込み客を訪問しても、

しつこさや準備不足で嫌われてしまい、

「あいつとは関わるな」と切られるのがオチである。

要はすべてが間違っており、一挙手一投足が迷惑行為化するのだ。

とすると、弱者はまず好かれて打席に立つことでしか、勝ちにいけないのである。

部活のレギュラーメンバーと同じだ。

最低限の実力はもちろん必要だが、それ以上に、

実力を発揮するに足る形の好意を維持すれば、

少なくとも自分が不利に追い込まれることはなくなる。

 

現実解。

媚びへつらうのではなく、淡々としていて、

あなたが「手伝います!」「助けます!」と言ってもらえることが、

好かれるということだ。

要は依怙贔屓のことである。

まずはこれがないと何も始まらないと腹決めしよう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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