テクノロジーとアナログを掛け算する当事者が生き残り、そうでない人は淘汰されるようになった。

daily11 スモール分析。

AIがPCのデスクトップやスマホアプリ上で急速に実用化しているため、

テクノロジーが多くの人に向けて身近になったことは言うまでもない。

このとき大切なのは、テクノロジーを知りながらも、アナログな要素と掛け算していく視点だ。

 

誰もがテクノロジーの重要性を説くが、

テクノロジー「だけ」に特化してしまうのは、単なる下請けだ。

これはものつくりの現場や、その背景にある原価計算を見ると、

「1時間あたりいくら」という計算で全てが完結する。

決して下請けが悪いわけではないが、

SESや自称コンサルのような下請けで、

「これ以上成長できない…」

と嫌な思いをする人が後を絶たない。

 

これを解決するには、思い切ってアナログと掛け算する必要がある

アナログとは、連続的(なめらか)という意味であり、

デジタルとは、離散的(かくかく)という意味だ。

人間の妄想も行動も本音も、実のところすべて、なめらかなアナログである。

デジタル化が当たり前になったが、全てをデジタルに持ち込めないのは、

なめらかであり、ある意味デタラメだったり、あるいは誤差があるためだ。

要は、人間の妄想や行動や本音を取り巻く現実ついて、

一般的なデータベースや分析モデルを仮定できないのだ。

とすると、テクノロジーを使うに際し、ある程度アナログな前提を想定し、

杓子定規ではない実際の動きを意識しておく必要がある。

 

現実解。

逆説的だけど、デジタル分野ほど、アナログな本音に突き動かされるんだよね。

ウェブ広告もSNSも、人間のアナログな本音から逆算を繰り返し、徹底して伸びてきたのだから。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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