「もっと勉強しておけばよかった…」を今この瞬間から無くしていく方法。

daily11 スモール分析。

「もっと勉強しておけば…」

そう思う人は多いが、実はここに「のびしろ」がある。

ありのままを言ってしまうと、物事がうまくいかないのは勉強不足が原因だ。

その一点と向き合って本気で悩んでいるとしたら、

その悩みが楽しくなるよう盛り立てていけばいい。

楽しくなって、ついつい行動すれば、

「のびしろ」は「成長」に化ける。

これは今この瞬間から実行できる。

 

今この瞬間、本も文書も動画もアプリも、高品質で面白いものがあちこちで無数に手に入る。

それを調べて試してみるのだ。

無料や低価格で「これはすごい!」「面白い!」という内容を惜しげもなく公開しているのは、もはや当たり前だ。

とすると、さっさとスマホやタブレットやパソコンで、

必要な知識を楽しく仕入れて次に進むほうが、

物理的にも精神衛生面でも有意義に時間を過ごせるのではないだろうか。

悶々と過ごすのか、

悶々と過ごすことをやめてスッキリ前向きに過ごすのか、

全ては無数の情報から「ピン!」と来るものをすくい取るという選択肢の問題なのである。

 

「そうは言っても、どうやればいいんだろう…」

そう思う人に向けたコツは、

・自分に似た性格やタイプの人から学ぶ
・たった1回や数ページから始め、複数の三日坊主が大事と割り切る
・マンガや絵本、動画やゲームやアプリなど、面白いものから手をつける

ことにある。

これは、自分がついつい勉強したくなる環境を整えるとか、

ついつい好きなことが勉強につながる仕組みを用意するという工夫だ。

まず一つ目。

「自分と似たタイプの人で、実力をつけ成功した人が、世界のどこかに必ずいるはずだ」という仮説を立てておくと、

そのまま自分ごととして横展開がしやすく、そして勇気をもらえる。

現に、この仮説はかなりの高確率で当たるくらい、世の中には解決策が出回っている。

もし1つだけのピンポイントでは限界がある場合、解決策を複数組み合わせたっていい。

二つ目。

1回か数ページから勉強を始め、三日坊主okと許容しておくと、

自分と似たタイプの実力者・成功者に出会う確率が上がり、挑戦と試行錯誤のハードルが下がる。

楽しく行動の回数を増やすことが何より大事であり、ついつい動ける仕組みとして三日坊主を生かせばいいのだ。

まずは薄く塗って、次に重ね塗りしていくのは、知識を継続的に得ることでも同じであり、

ちょっとした行動が大きく流れを変えることなど多々ある。

そして三つ目。

さらに「面白い!」と思えるものから手をつけると、単に面白く過ごせる。

資格試験であっても、中学受験や高校受験や大学受験であっても、

マンガ・絵本・動画・ゲーム・アプリといった別ルートが存在しており、

それらから先に脳内に鮮烈なイメージを作っておいてから、読書や授業に移っていい。

単に一方通行で授業を受けるのが時間の無駄だと思うなら、

先回りしてイメージを作っておくのが、老若男女問わずできる「面白い勉強」だ。

動画だけ・授業だけ・絵本だけ・マンガだけ・アプリだけ…では当然限界があり、

どこかで本にスイッチする必要があるが、

先に脳内にビジュアルを用意して、

参考書や文献を読み進めるときにそこから概念を操作できれば、ほとんど困ることはない。

現に、勉強ができて優秀な人ほど、独自のルートで実にユニークな学び方をしており、

目先の試験対策はそのちょっとした応用というケースを頻繁に見かける。

3つすべてに言えるが、単なるガリ勉がしんどいと思うなら、楽しく工夫して没頭すればいいのである。

 

現実解。

自分が実現できる・実現しやすいところから行えばよく、

自分の挙動を読み取ってアップデートする工夫は、

単なる目先の勉強の範囲を超えており、

自分と向き合うための時間だ。

悶々と「もっと勉強しておけばよかった…」と思うか、

楽しく「こんなやり方でよかったんだ!」と思うかの、

二択で楽しいものを取るほうが、プラスを作りやすくなる。

 

追記。

それでも停滞するなら、今学んでいる知識を、思い切って別なところで活かしてもいい。

知識はどこかでつながっているから、切り口を変えるだけで面白くなる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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