時間の投下先。

daily11 スモール分析。

「上手く行く人と行かない人の差は、ぶっちゃけどこにあるんですか?」

自分で変数として操作できる唯一の資源である、

時間の投下先の差が全てだ。

1日24時間という制約は、

どんな天才だろうと、凡人だろうと、

残酷なほど等しい。

要は、時間の投下先次第で、

後の流れがどう変わるかに気づいているか否かが、

その差を分かつのである。

 

才能を発揮している人は、

自分の為すべきことに気付いており、

時間の投下先を徹底して得意技や好きなことに絞って、素直に学んでいる。

その結果、不用意に口先に逃げることもなく、不用意に群れることもなく、

時間を読書や思索など、素直に学ぶことに充てている。

得意技や好きなことに絞った結果、話は面白くなるし、

人に恵まれて仕事のクオリティが上がり、お金が集まる。

才能という言葉から縁遠い人は、

自分が時間を無駄にしていることに一生気付かず、

何かにつけて「時間がない」と口ずさむのが得意である。

その結果、不用意に口先に逃げて群れてしまい、

時間のなさが基礎知識のなさを招き、頑固な無駄口ばかり叩いてしまう。

基礎がないため得意技も好きなことも疎かになり、退屈がられ、

人も仕事もお金も去っていくのである。

その結果、1年、3年、5年、10年、30年……と経過するにつれ、

取り返しのつかない差がでてしまう。

 

上手くいっている人と、そうでない人のあいだで、

立ち居振る舞いが根本から異なるのは、

1日24時間という制約の中で、時間の使い方を変え、

虚心坦懐に最善を尽くしたことの差ということだ。

 

現実解。

この差を見て「まずい!やばい!」と思えたなら、

その人は伸びしろがあるから大丈夫。

伸びしろで、堂々と時間持ちになろう。

それだけ時間を無駄にしている事実に気づけないまま、

今回の人生の時間を終わらせてしまう人のほうが多いのだから、

あっさり勝てるようになる。

「まずい!やばい!」と思えたところから、

素直に時間の投下先を変えるスタート地点にしていこう。

 

追記。

何かを変えたいなら、

少なくとも時間の投下先を真逆にしよう。

ついおどけてふざけてしまうクセがあるなら、

真面目な言葉や態度を出す。

つい真面目で退屈な言い方をするクセがあるなら、

思い切ってボケ役に回ってしまう。

 

追記の追記。

特に、自分の立ち位置を上げたい場合は、

素直に学んで読書した上で、

ボケ役として時間を投下するのが、基本中の基本。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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