時間泥棒の回避策と成長。

daily11 スモール分析。データ分析ここだけ話。

独立していると、

やたらと飲み会にこだわり、

「直接会ってみんなで話しませんか?」

ばかり言い出す人がいるが、

そのような人は例外なく時間泥棒だ。

サラリーマンであっても、

「ちょっと来てくれる?」とやたらと電話をかけてくる人や、

必要な連絡も連携もまともに取れない人がいた。

そのような人は例外なく時間泥棒だ。

成長したいなら、

時間泥棒との関係を切るか、

ちゃんと対策して時間を大事にする以外にない。

 

サラリーマン時代に徹底していたのは、

このような時間泥棒の悪影響を、

データ分析のチカラで徹底して排除することだった。

私がSCM・調達の仕事を行なっていたときは、

社内・社外の関係者に仕様や納期の確認を行う際、

手元のPCでデータ化して、採番し日付とアップデートをガントチャートで管理し、

すべてのToDoを即把握できるようにしていた。

統計学とその周辺から引っ張ってきた発想だが、

このマネジメント手法は、FP&Aに移ったあとも大いに役立った。

サラリーマンを一度でも経験した人は頷くと思うが、

仕様や納期など必要な情報の管理工数は馬鹿にならず、

その上実力やセンスの差が出るところが、

このToDo管理を軸としたマネジメントである。

ろくにマネジメントできない人は昇進しないどころか、

時間泥棒で万年補欠だと相場が決まっている。

 

時間泥棒の特徴。

やたら忙しく時間の価値を軽んじるわりに、

やたらと自分のことばかり喋ることに終始する。

実力は低く、人から嫌われるケースが極めて多い。

このような人に限って、

自分のやり方にこだわりが強く、

実力不足を直視せずに進んでしまう。

だからこそいつも人から嫌われてしまい、

実力の発揮もなく、長期的な関係も築けない。

独立していればそもそも売れずに利益が出ない三流であり、

サラリーマンであればそもそも能力が低いのに出しゃばる万年補欠だ。

 

このような人とは、

「関わらない」という選択肢を意図して取るか、

「関わらなくても済む」という立場にさっさと成長するか、

いずれかであるとほうぼうから知っていたので、

「関わらない」を選べなかったサラリーマン時代は、

データのチカラで自動的にリマインドが出て、

関係者を半強制的に動かすようにしていた。

ダッシュボード化して一元管理し、

動きがない場合は文面テンプレが自動で出て、

2クリック+1コピペでメールを送って完了させることができた。

令和の今ならアプリで一括管理できると思うが、

仮にそれが難しい場合でも、支給されたパソコンとExcelの関数を組み合わせることで、

必要なデータを必要な形で引っ張り出すなり、

基幹システムにコピペ入力可能な形にするなりして、

いくらでもデータで半自動化できるはずだ。

 

独立した今では、よりストレートかつシンプルに、

関わるべきではない人とは関わっていないが、

関わるべき人や、顧客へのサービスとして、

アナログもデジタルも自動化することを含む「仕組み化」を指南している。

それもすべて、時間泥棒と関わらないようにした本音の知恵そのものが、

ノウハウとして展開できるまでに成長したのだ。

 

現実解。

データやデジタルでなんでも解決できる今、

時間泥棒をデータで回避していくと、それだけで本業が成長するどころか、

思わぬノウハウやサービスにつながると覚えておこう。

得られた時間は、自分と大切な人のために惜しみなく使うことを、お忘れなく。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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