怖さや不安が先行したら、「何を準備すればいいか?」「何が思い違いか?」を具体化して立て直す。

daily11 スモール分析。

何かに打ち込んでいて、

つい怖さや不安に駆られることは誰しもあるだろう。

その場合、準備をさらに掘り下げる形で、準備の質を高めてしまえばいい。

 

あなたが、仕事に怖さや不安があるとしよう。

仮にプレゼンに怖さがある場合、練習という準備が必要であり、

仮に売上に不安がある場合、マーケティングや座組み構築という準備が必要である。

更に、これだけでは準備が足りない場合、

プレゼンは型を用意するという準備が必要であり、

マーケティングや座組みは、方法や相手先の吟味という準備が必要である。

そうやって愚直に掘り下げていけば、準備で困ることはなくなる。

 

究極的には、本番に即応した準備さえできれば、不安は消えていく。

ちょうど、受験や資格の実戦演習や模擬試験のようなものだと考えればいい。

とはいえ、模範解答のある試験とは異なるケースでは、単に演習することができない。

また、試験であったとしても、対策が難しいケースもありうるだろう。

そのような場合、基礎知識を駆使していき、部分勝ちに持ち込むことも一つの手だ。

基礎問題を落とさないことに徹するのである。

試験に限った話ではないが、準備の掘り下げがうまくいっていると、基礎知識に行き着くのは道理だ。

 

現実解。

ビビってしまったり、うまくいかないのは、単に基礎不足であり、

基礎不足とは根本的に準備不足だと気づいておけば、事足りる。

 

追記。

準備していても不安が残るとしたら、誤解やバイアスや不調を疑っておこう。

そもそも、不安をゼロにすることなどできない。

不安が悶々とした妄想だとしたら、その妄想を思い切って本音として解釈するのだ。

本音なのだから、ついつい不安を抱く自分自身を、素直に愛でていい。

自分から本音に寄り添って、素直に認めるべきことを認めるのだ。

計算機やコンピュータは不安にならないが、

人間は本音ベースの不安を抱くチカラがあるからこそ、

人間にしかできない、論理を超えた目標を立てることができる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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