「経営者」「コンサルタント」「アーティスト」「研究者・学者」など、
中身がないわりに誰でも名乗れてしまう「自称〇〇」が、あちこちに出回っている。
もちろん中身がある人もいるのだが、その区別がつきづらい場合が多い。
そのような場合、
・どのような意図で名乗っているのか
・お金の出所はどこなのか
・参入のハードルが低いか高いか
・どんな規模・背景・知見・知的背景があるか
・どこの誰がどのように関わっているのか
・肩書きが多いのかシンプルか
・経験と実力のバランスはどうか
といった変数をちゃんと見定めておこう。
現実解。
これは、品質管理、財務分析、ファンダメンタルズ分析の発想と同じ。
単なる広報なのか、本当に実力があるのか、
ちゃんと見定めることがとても重要な時代になった。
ちょっとした工夫で中身を推し量ることなど簡単なのだから、
このひと工夫が差をつける。
追記。
本当に実力のある人は、肩書きがとてもシンプルで自然だ。
出るメディアと内容は確実に選ぶし、
広報や広告や露出にお金や人員をかけすぎることもないし、
見せかけの経歴や学歴をチラつかせて威嚇することもないし、
実力があるからSNSやリアルで群れることもない。
追記の追記。
実力がない人は、やたらねちっこかったり、
情報発信の内容が実力に見合っておらず不自然だったりと、
わかりやすい三流四流シグナルを発している。
ファイナル追記。
「この発し手は、どんな属性の人に向けて発信しているか?」
についても判断がついてきたら、上級者。
boxcox.net、遠藤武。