一頃前までは、学部で合格・入学した学歴でもっぱらその人の実力を判断されていたが、
今では、それに加えて学んだことや経歴もありのままを見られるようになった。
というのも、データ分析というニッチな分野が流行り始めたためだ。
首都圏(または関西圏)の旧帝大レベルの国立大学や、早慶レベルの私立大学に一般受験(数学あり)で合格することと、
その上で、大学や大学院レベルの英語と数学を学んでいる・研究や職歴で使いこなす…ということが必須になった。
現実解。
学部入試をパスした段階は「実績なし」という事実がバレた。
あるいはそこから難関資格を取得した段階は「実績なしの素人さん」である。
もちろん、試験合格のカッコよさや、予備校講師や動画配信者としての知名度や年収に目を向ける人も多いが、
本質は専門知識や教養として、昔から一切変わっていない。
これは実力に伴う「実績」がクローズアップされていることであるのは、言うまでもない。
追記。
「総合職」という昔ながらの前提は、だいぶ薄れたかもしれない。
boxcox.net、遠藤武。