謝罪が下手で炎上するのは、そもそも謝る気がないから。

daily11 スモール分析。

謝ることの本質は、信頼がゼロやマイナスになったと素直に認めることだ。

次のチャンスなど、そもそもありえないと受け入れることがスタートであり、

その上で誠実に対応し、具体的な行動に移すのである。

 

そうではない謝罪など、

すべて謝る気のない誤魔化しだ。

はなっから謝る気などないから、

文言がおかしくなるのだ。

 

SNSなどで実際に謝罪の文面が晒され、

「ぜんぜん謝罪になってないじゃないか!」

という企業や経営者の態度が明るみになる。

はっきり言うが、その態度の本音は、

「なんでこんな状況に巻き込まれなくちゃいけないんだよ…」

という程度でしかない。

この本音が微かにでも透けて見えるヘナチョコ謝罪は、最悪だ。

人であれば、反省も改善は100%ない。

組織であれば同じ失敗を何度も繰り返す。

 

現実解。

もし信頼を取り戻したいなら、

あるいは企業として仕組みを機能させるなら、

断じてヘナチョコ謝罪はやってはいけない。

絶対に例外なく見透かされる。

 

追記。

個人対個人の場合、絶縁を目的として、いっさい謝らず対話もせずその空間に二度と近づかないのも、一つの手。

半端に謝るより、ある意味清々しい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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