就職先をあっさり「辞めます!」と言えるのは、
それだけ本音で生きているということであり、
世の中に次があるという意味である。
こう言い切ると、
「今の経営環境ってしんどいなあ…」
という社長のため息が聞こえて来そうだが、
それだけだとちょっともったいない。
事実をありのまま認めると、
次のチャンスが欲しい人に向けて、
本音を大事にする組織になれば、
「辞めたい…」
と思っている人が向こうから来てくれるし、
そんな組織こそ人はついつい集まる。
現実解。
そのためにも、価値と価値観を明らかにし、
得意技を磨き上げていくのだ。
辞めて次に進んでいく人材にとっても、
辞めた人を迎えていく会社にとっても、
これは共通した本質だよ。
追記。
自分の場合、
所属した組織や関わった仕事において、
人の本音と建前をありのまま見て、
そこから学び取って本音をブラッシュアップしていた。
だからこそ、
いつやめてもいいという覚悟があったし、
今もその発想は変わっていない。
boxcox.net、遠藤武。