秘密厳守とは、人の嫌がることをしないという意味。

daily12 業界知識。

秘密保持契約(NDA)が多く結ばれるようになって久しい。

これを根本的に考えよう。

秘密厳守とは、相手や関係者や第三者を守ることであり、すなわち「人の嫌がることをしない」が本質だ。

契約法も契約書も超基礎ではあるが、単なる書面の話だけではない。

 

そもそもの話。

秘密にしておかないと、相手をひどく傷つけ辱めてしまうことや、立場を追われてしまうこと、時として命を狙われるような話題さえある。

オーナーシップのある経営者やその道のプロなら、これをどこかでわかっているはずだから、秘密を固く守って相手の嫌がらないことをやるのである(そうでないなら絶対に生き延びられない)。

これはコンプライアンスや監査の話など超えており、いくら昇進しても、縛りがあって群れさせられるサラリーマンはレベル的に絶対にわからない(サラリーマンはクビで極刑が済む)。

念のため断っておくと、チンピラ、詐欺師、これに準ずる毛並みの悪い層は、そもそも頭が悪いから秘密厳守など皆無だ(世の中が心底嫌がることをしている層に秘密厳守もへったくれもない)。

 

どんな生き方をしたいかは自分で選べばいい。

人に惚れ込んで関係を深めるという、人として当たり前のことに徹したいなら、

秘密厳守に徹し、人の嫌がることをしないことが基本なのである。

 

現実解。

意外とこれを甘く見ている人が多い。

信頼の基本だから、ちゃんとしておこう。

 

追記。

言うまでもないが、成長のために耳の痛いことを伝えるという動作は、信頼の基本があってこそ成り立つ。

信頼がないか、実力がないなら、どこかで離れることになる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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