マイペースという言葉で、ペースをゆったりさせる人がいる。
これは単に実力が乏しいまま、下に逃げただけである。
本当のマイペースとは、模範解答や基礎などゆうに超え、
超ハイペースを心底楽しめる土俵で学び生きることだ。
これはどういう意味か。
模範解答や基礎は当たり前のように網羅するものの、
超ハイペースで学びを重ねていって、
自分の知見をそのまま模範解答にしてしまうのだ。
好きな分野や得意科目や人生をかけるべき仕事について、
「めちゃくちゃハイペースでハードワークしています!寝ていません!」
という発言は、実のところ独自の切り口がない。
外資企業で修行僧のようにこき使われるサラリーマンや、
SNSアカウントの投稿動線にこき使われる自称インフルエンサーに任せておけばいい。
(わざとらしい物言いは、基礎のない三流四流の得意技だ。)
その真逆で、ハイペースゆえいちいち1分1秒を惜しむことなどない分野に没頭することがポイントである。
そこに行きつけば、そもそも基礎を網羅した上で物事が掛け算されており、
独自の知見が出せるため、何も困ることがないし、既存の知見の弱点を突くことなどあっさりできる。
要は、成すべきことを成す生き方を、淡々と重ねていると言えばわかりやすいだろう。
現実解。
ハイペースができることを探し出したり、そのためにトライ&エラーを重ねたっていい。
追記。
もっとも一番早いのは、自分に似た先駆的な成功者の真似をしていくことだけどね。
ボックスコックスネット、遠藤武。