何かにつけてついつい「難しい」という言葉が出てくる場合があるが、
これは真っ先にやめるべき習慣だ。
「難しい」発言がクセになってしまっていると、
本来解決できるはずのことが解決できなくなるためだ。
事実をありのまま申し上げよう。
世の中の大多数の人や物事は、
・基礎知識が不足している
という穴のあいたバケツのような状態である。
仕組み化をしていると気付かされるが、
本来必要な基礎や知識にたどり着けていないまま「難しい」と言ってしまう人がとても多い。
そこから逆算すると、ちょっとした行動や工夫で穴を埋めたり、ハードルを下げれば、
あっさり解決することなど多々ある。
1枚のハガキを書く基礎があったから、あの人が気前よく協力してくれたことなど、多々ある。
ちょっとした知識が積み重なっていたから、あの人が大きく評価してくれたことなど、多々ある。
基礎知識とは、そのようなちょっとした積み重ねの繰り返しだ。
取るに足らない断片が効果的に組み合わさって、人気を博すコンテンツや書籍が出来るのである。
これが事実なのだ。
この事実をついつい忘れて「難しい」で先行条件付けしてしまい、
大切な人から相手にされなかったとしたら、それは悲しいものね。
現実解。
その他大勢の凡人が「難しい」と先行条件付けしている間に、
ちょっとした工夫で、ちょっとした穴を淡々と埋めて、
チリも積もれば山となるを実現したら、シンプルに面白いよ。
追記。
ちょっとした一言や断片や行動が、すべてをプラスに変えることなど多々ある。
めちゃくちゃ具体的に事実をありのまま見て、
「難しい」という単語は「お?チャンスがきたぞ」と言い換え、
ファイティングポーズを取るくらいでちょうどいい。
ボックスコックスネット、遠藤武。