「飲酒営業」は避ける。

daily13 事実の直視。

営業のために飲み会に行っていたり、何かにつけて「飲み会しよう」と言い出す人がいる。

ストレートに言うと、このような飲酒営業は、極力避けるべきである。

あなたの価値が「飲み会」と掛け算されてしまい、あなたの自身の価値が酒に薄められるためだ。

 

「そんなことない!お酒の席で本音が聞けるじゃないか!」

そんな声が聞こえて来そうだが、落ち着いて捉えよう。

酒のチカラを借りないと出せない程度の本音に、どこまで価値があるのだろうか。

本音はとても大事だが、特に経営者の場合、

本当に大事な物事である本音を、酩酊状態でしか言えないというのは、そうとうにヤバい。

企画や会議で本音を出し、企業や事業の価値を高めていくことは基本だが、

本音に酒が必要というのは、普段の会議や商談で本音を出していないのと同じである。

特に経営者の場合、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を本音で打ち立て、

価値を作る意思決定をしていくことが経営判断なのだが、

飲酒をして意思決定するというするということなど、ありえないだろう。

酩酊状態では口約束などままならないし、

自分の頭脳が回らない状態で意思決定をするというのは、

単に知性も勇気もないということになる。

飲酒しないと出てこない本音など、たかが知れているのだ。

 

現実解。

素直に普段から自分に酔って、完全ノンアルコールで思い思いの本音を出したほうが、鈍らず薄まらずお得。

お客様には、お客様の成功で、お客様自身に酔ってもらおう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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