日本で起業や独立する人が増えないことを嘆く人がいるが、
これは起業や独立という手段において「本業を作れず勝てない」ことが理由だ。
正直に告白するが、私はもともと独立する予定は全くなかった。
にも関わらず独立したのは、単に「勝てそう」という感覚に足る実績を得られたためだ。
アナリストとして統計学を用い、ゼロイチ立ち上げで最大手企業に向け、時価総額2千億円超の投資案件の価値評価を行ったことや、
そののちFP&Aに転じ、ゼロから数年で年売上高40億円の急成長リードや、年売上高数百億円や数千億円規模のFP&Aを手がけたことや、
さらにそれ以上の年売上高兆円単位の企業複数について、全社デジタル戦略の指南や統括に携わったことは、述べている通りだ。
どう不利に見積もっても、上位0.1%から1%以内に立てると判断がついた。
かつ世の中には、これほどの実績がなくとも、類似分野で相応の売上を上げているケースがあるという事実も知った。
ここから、戦い方を間違えなければ「自分が上位互換して勝てる」と判断と決心がついたのである。
いざとなれば、FP&Aも独立も両方できる立場として、意図的に独立を選んだということだ。