負け方を知っていることが、勝ちパターンの始まり。

daily13 事実の直視。

「優等生は、他人の敷いたレールに従う優等生どまりであり意外と大活躍できない」

と感じる人は少なくないが、これはある意味正しい。

というのも、節目節目で勝つことばかり経験してしまうと、負け方を知らないためだ。

 

負け方を知らないというのは、

どんな分野にどんなトップがいて、その他大勢はどういう末路を辿っていく…という、

一種の生態系についての基礎知識不足である。

 

一度も負けたことがなく、

大学や大学院を過ぎて就職し、キャリアに脂がのってきて初めて負けると、

そのまま再起不能になって負けグセがついてしまう。

上には上がいるという、自然な状態を素直に知る経験がなかったためだ。

 

これを防ぐには、18歳までに何かに打ち込んでちゃんと負けや失敗を経験し、

上には上がいるという事実を腹落ちしておく必要がある。

 

素直に早々に負けや失敗をしておく効果は大きい。

「次は、こういうルートでやってみよう」と創意工夫できたり、

「あのすごい人も、過去に自分以上にボロ負け大失敗していたのか…」と納得したり、

「これは自分には向いていないから、別なルート探ろう」と素直に方向転換したり、

「そもそも基礎不足だったから、原点回帰しよう」と勉強に打ち込める。

素直さがあれば、負けグセはその場で回避できるから、

ちゃんと負けておくことで勝ちパターンを作っていくことが有益なのである。

 

現実解。

1回だけ負けて大泣きしたりガクブルしてしまう場合は、

「その負けで自分の人生が本当に終わりなの?」と問うてみよう。

思いの外、終わりということはないから。

そこから、業界の常識を無視してありものの強みを活用するほうが、実は勝ちやすい。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年2月に60回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中)

・中央経済社より、今夏に書籍発売を予定しています。

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