大多数の人は、壁があるとき、
どうにかそのまま壁を超えようと苦労し、行き詰まって絶望する。
そのような場合は「逆からやるべきだよ」という隠れたメッセージに気づくといい。
「逆からやる」とは、具体的にはどういうことだろうか。
既に壁を超えたことのある他人のチカラを使い、壁の超え方を知識回収するのだ。
古典ラテン語に「巨人の肩に乗る」という格言があるが、
今を生きる我々は、過去の誰かの考え方によって立つ事実がある。
教育はその際たる例であり、カリキュラムが緻密に組まれているのはそのためだ。
勝ちパターンが世の中にある場合、電光石火のごとくその知識を引用してしまえばいい。
もちろん、単に1つだけでフィットしない場合、
複数の知識の引用があってよく、独自の洞察を行って発想を変えてもよい。
ゴールである勝ちパターンから逆算していけば、その過程で出来ることは無数にある。
現実解。
世界は思いのほか自由であり、出来ることは直感に反して数多い。
ボックスコックスネット、遠藤武。