学びのルール。

daily15 審美眼。

私は大学で、徹底的に「つくる」ための方法、

すなわち論文の書き方やリサーチ方法といった研究をつくるスキルを、英語で鍛えられた。

このルールを軸にして理系文系問わず大活躍する卒業ばかりである。

同時に「国内の最上位の大学でこれを鍛えるルールが甘かった」という事実をありのまま知った。

国内のトップ大学群で「ルール」や「作法」は、基本は試験対策どまりである。

入学試験と、その延長の単位認定通過手段に終始している。

これは「つくる」を鍛える研究や教養ではなく、予備校文化の名残なのかもしれないし、

専攻したい学科を選ぶ(=進振り)という短期目的で、

成績を確保するためのルールというとも言えるかもしれない。

 

言うまでもないが、「つくる」を鍛えることはカバーしていないため、

「ルールが強固である」と言い切るにはちと厳しい。

 

現実解。

今はこの「つくる」というアカデミックスキルを英語で鍛えるプログラムが、

全学生必修化されるケースが目立っている。

今まで求められていたルールと根本から階層が全うため、苦しみながら鍛えるケースは多々ある様子だ。

 

追記。

アカデミックスキルがあると、だいたいの実務はクリアできるし、知的生産で困らなくなる。

基礎があれば、AIを活用して異分野に踏み込むハードルも下がっているのだから、必要な発想なのだ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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