負けと勝ちの差は、どう見定めるといいのか。

daily2 素朴な疑問。

よく言われる、
「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし」
という言葉は、
スポーツなどの競技を除いて、
多くのケースでは実は間違いだ。

みっともないぼろ負けだと感じても、
歴史を揺るがす圧勝だと評されても、
物事は、その次までわからない。

文脈から、本当に負けに平伏すべきか、
未来永劫、本当に勝ちを誇れるのか、
実は一意に定まらないということだ。

単に人間が気分で決めていたり、
ふと後世で再評価されたりする。
そんな物事は科学でも文芸でも数多い。

現実解。
基礎知識が集まれば、
「知識差だった」で片付くので、
表面上の勝ち負けは、
さして気にならなくなる。
(その逆は知識不足で片付く。)

表面上の勝ち負けではなく、
根本的な要因に迫るのは、
成功には失敗の原因があり、
失敗には成功の原因があるから。

それは単純な知識差ではなく、
知識と知識を掛け合わせて、
行動を伴う「知恵」ということ。

ちょっとした知識の差と、
それを掛け合わせて行動する差。
実はその程度しか違いがないんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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