過去と戦わない。

daily5 爽快感。

過去と戦わないだけで、前向きに成長できる。

過去はあくまでデータであって、練習試合にすらならない。

データを取ったら、未来とぶつかり稽古すればいい。

 

現実解。

目標の逆算は、未来と取っ組み合いすることで始めて成り立つ。

統計学は、あくまで過去から未来を予測することしかできない。
モデル化に組み込めない変数が未来にあるからこそ、統計予測は外れる。

過去に負けたモデルだけ引っ張り出して戦っても、勝ちようがない。
であれば、その真逆である、勝ちようのある未来を想定すればいい。

勝ち癖とは、学習性肯定感だ。
負け癖とは、学習性無力感だ。
ビビリによる不行動は、過去に負けたモデルに囚われた、負け癖のもとである。
人間の頭脳のほうが、数理モデルよりはるかに上なのだから、これはちょっともったいない。

であれば、自分を創るデータを、学習性肯定感に置き換えてしまえばいい。

そのために、ハードルを徹底的に下げる。
「こんなんでいいの?」というくらい下げる。
褒める回数を数えていく。
勉強であれば、基礎に立ち返る回数を増やす。
これは数をこなしやすくする方便だ。
もし仮にダラダラとやっていても、結果論として数がこなせていたら、勝手に成長する。
「ダラダラの中に、圧倒的な数と質のこなし方を用意する」のも、未来の創り方だよね。
過去の延長線上や、ありがちな一般論を捨ててしまえば、そういうやり方もアリだ。

過去や一般論を捨てるという言い方が、ちょっと鼻息が荒いと感じるなら、もっとハードルを下げよう。
過去と戦わないと想定して、あっさりと先に進んでしまえばいい。

あっさり先に進めれば、過去に対してもあっさり出来るんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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