繰り返すことは、アップデートである。

daily5 爽快感。

1つのことを繰り返すことで、

1つのことから複数学んでしまおう。

1%でもアップデートできれば、繰り返しを仕組み化できる。

 

現実解。

たった1つのことを繰り返すとは、

単純に見えて、実はアップデートが必要だ。

例えばブログのネタ探しは、

「昨日から今日で、1%でも成長できれば勝ち」

というゲームだと思っておけばいい。

たったそれだけで、淡々と食らいつける。

つい飽きてしまえば繰り返されないが、

ついつい続きが気になるように流れを作れば、

ついうっかり繰り返しを重ねられる。

しつこく食らいつくというのは、

そのような1%の成長を、

自分に仕向けるという発想だ。

ただ単に執着するだけというのは、

ちょっと頭の使い方が足りないかな。

せっかくなら普段の仕事や、

何となく見かけたウェブ上で記事なんかを、

1%の成長のとっかかりにして、

日記のように書き表してしまえばいい。

出来事をそのまま引用するのではなく、

「自分ならどうするか?」

「自分の過去の出来事になぞらえたらどうなるか?」

「さっきまで話していた人ならどう反応するか?」

「これをそのまま自分の仕事や研究に役立たせられないか?」

「そもそもどうして自分がこの記事に反応したのか?」

「これを書いたら、誰が喜ぶか?」

という具合で、出来事の周辺のシナリオを書いていけばいい。

複数挙げたけど、一番大事なのは、

「これを書いたら、誰がどう喜ぶか?」

なんだよね。

この記事も、

「どうにも書けない…」

と漏らしていた人の顔を思い出して、

その人に宛てて書いている。

まるで手紙のように書くほうが、

実はとても書きやすいし、

そもそも読みやすくなる。

相手のアップデートを誘うのなら、

書く側も読む側も明らかにwin-winになると断言できる。

たったこれだけササッと書くくらいで、

アップデートのヒントが見えてきた。

次はこれを読んだあなたが、

ササッとアップデートする番だ。

アップデートに書くことを用いるなら、

まずは15〜25文字程度で、三行書けばいい。

三行すらしんどいなら、一行でも構わない。

ツイッターと同じだ。

今まで書いていなかったのなら、

一回書くことそのものがアップデートだ。

続かなかったのなら、

続ける一回一回が常にアップデートだ。

続けることそのものがアップデートなのだから、

つべこべ言わずに、ついうっかり、

惰性で続けてみてもいいんだよね。

100回超えたくらいから、

考え方が変わっていることに気づける。

100回書いた物事を見直して、

そこから「これはもっと改良できる!」

というものを堂々と新しく書けばいい。

書くことに限らず、

全ての仕事はこうやって、

愚直にアップデートしていける。

歩いて遠くまで行くように、

ちょっとした一歩の積み重ねが、

遠いところまで運んでくれるんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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