1つのことを繰り返すことで、
1つのことから複数学んでしまおう。
1%でもアップデートできれば、繰り返しを仕組み化できる。
現実解。
たった1つのことを繰り返すとは、
単純に見えて、実はアップデートが必要だ。
例えばブログのネタ探しは、
「昨日から今日で、1%でも成長できれば勝ち」
というゲームだと思っておけばいい。
たったそれだけで、淡々と食らいつける。
つい飽きてしまえば繰り返されないが、
ついつい続きが気になるように流れを作れば、
ついうっかり繰り返しを重ねられる。
しつこく食らいつくというのは、
そのような1%の成長を、
自分に仕向けるという発想だ。
ただ単に執着するだけというのは、
ちょっと頭の使い方が足りないかな。
せっかくなら普段の仕事や、
何となく見かけたウェブ上で記事なんかを、
1%の成長のとっかかりにして、
日記のように書き表してしまえばいい。
出来事をそのまま引用するのではなく、
「自分ならどうするか?」
「自分の過去の出来事になぞらえたらどうなるか?」
「さっきまで話していた人ならどう反応するか?」
「これをそのまま自分の仕事や研究に役立たせられないか?」
「そもそもどうして自分がこの記事に反応したのか?」
「これを書いたら、誰が喜ぶか?」
という具合で、出来事の周辺のシナリオを書いていけばいい。
複数挙げたけど、一番大事なのは、
「これを書いたら、誰がどう喜ぶか?」
なんだよね。
この記事も、
「どうにも書けない…」
と漏らしていた人の顔を思い出して、
その人に宛てて書いている。
まるで手紙のように書くほうが、
実はとても書きやすいし、
そもそも読みやすくなる。
相手のアップデートを誘うのなら、
書く側も読む側も明らかにwin-winになると断言できる。
たったこれだけササッと書くくらいで、
アップデートのヒントが見えてきた。
次はこれを読んだあなたが、
ササッとアップデートする番だ。
アップデートに書くことを用いるなら、
まずは15〜25文字程度で、三行書けばいい。
三行すらしんどいなら、一行でも構わない。
ツイッターと同じだ。
今まで書いていなかったのなら、
一回書くことそのものがアップデートだ。
続かなかったのなら、
続ける一回一回が常にアップデートだ。
続けることそのものがアップデートなのだから、
つべこべ言わずに、ついうっかり、
惰性で続けてみてもいいんだよね。
100回超えたくらいから、
考え方が変わっていることに気づける。
100回書いた物事を見直して、
そこから「これはもっと改良できる!」
というものを堂々と新しく書けばいい。
書くことに限らず、
全ての仕事はこうやって、
愚直にアップデートしていける。
歩いて遠くまで行くように、
ちょっとした一歩の積み重ねが、
遠いところまで運んでくれるんだよね。
boxcox.net、遠藤武。