アパシーとアノミー。

daily6 人と技術と成長。

アパシーとは、無気力で「もうダメだな」という状態のこと。

アノミーとは、無秩序でイライラしている状態のこと。

どちらの原因も、成長余地がなく、言葉にさえできない、

退屈を超えた強烈な退屈だ。

 

長めの現実解。

売上や利益、待遇や時間の自由がない状態が続く場合や、
ずっと単純作業の繰り返しで本当にやりたいことができない場合、
人はアパシーかアノミーに追い込まれる。

「もうダメだ」やイライラで、成長が止まると、
どれだけ良いビジョンがあっても、判断力が狂ってしまう。

経営者然り、何らかの受験経験者然り、
物事が上手くいかずにコンプレックスを残すというのは、
「マイナス方向に学んでしまっている」というのが本質だ。

「もう無理だ」「いままで失敗だらけです」「どうせ自分なんかには無理だ」
そんな言葉に逃げる人は少なくないが、これは全てマイナス方向に学んでいる状態だ。

ちょうど、自分だけが他のみんなからはぐれて、
腹筋にチカラが入らず、全身の血の気が引いたかのように、
ポツンと宇宙の片隅でフワフワ漂っているような感覚を伴うと言っていい。

そんなどうしようもない状況を打破して成長するための次のToDoは、
この宇宙のどこにも存在しないいのだろうか。

私はそうは思わない。打破する方法は確実に存在する。

甘言に逃げる気は一切ないが、
事実は事実として認め、改めて着目することで、
自分のお金・時間・人間関係を再考する。

成長の余地を作るには、別角度から物事を大胆に活かす以外にないのである。

ずっと過去と同じだったパターンをやめる。
目先の宣伝に流される形で自分の格を落とすことをやめる。
かつ信頼のおける今までと別な物事に関わる。
(自分のリソースを投じるということは、本来の意味での投資ということである。)

信頼できる本や記事から学んでもいいし、
経営者なら信頼できるプロに依頼し、座組を組むチカラを借りてもいい。
自分の掛け算を増やす形で、強引にでも成長余地を作るだけだ。

全身の血の気が引いた退屈があるということは、
「変わる必要があるよ」というサインなのだから、
前向きに捉え直してやり方を変えることが先決なんだよね。

(追伸)
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ふと読んでくれている、あなたのおかげです。
ありがとう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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