苦労自慢。

daily6 人と技術と成長。

勝つことや成果を出すことから逃げて、

群れているだけのその他大勢だと言っていい。

継続して成長したいなら、苦労自慢を極力遠ざけよう。

 

現実解。

口先と苦労に逃げて小魚になるくらいなら、

知恵で楽しく逃げれば大魚になれると気づこう。

自分の強烈な武器を持っている大魚からすれば、

率直に言って、小魚の持っている能力などお遊びのようなものだ。

 

例えばビジネスで言うと、日系最大手で一部上場企業の中核から見れば、

その子会社・孫会社は「出向して経営者になるための場」でしかない。

子会社や孫会社でいくら苦労しても、ほぼ勝つことはできない。

これはリサーチアナリスト時代に関わった業界の、ありのままの事実だ。

また業界によっては、大手企業が代理店を多く抱えている構造があるが、

大手企業の本体から見れば、代理店は「鵜飼いの鵜」でしかない事実がある。

いくら苦労しても、結局は「本体の若手サラリーマンより立場が下」なのである。

いわば、苦労を下におしつける形で、業界の構造が成り立っていると言っていい。

(資格試験も同じことが言える。本体と言っていいのは、医師・弁護士・公認会計士だけだ。)

 

この事実を知らないまま、真っ向から苦労してしまうというのは、

率直に言って、全く頭を使っていない状態だと言わざるを得ない。

何も代理店の悪口を言うつもりは毛頭ない。

苦労に逃げて自滅するというスタンスが、

そもそも時間の無駄であり、

何も考えずに人生を消耗させていると言いたいのである。

苦労自慢する時間があるなら、

苦労自慢に時間を割くのをやめて、

売上や利益の桁を1つ増やす視点を持てばいい。

それだけで、やるべきことが一発で変わる。

変わることなしに成長は出来ないからだ。

勝ちをおさめたいなら、事実を認め、

強引にでも成長に持ち込む発想の転換をする以外にない。

 

「出来るだけ苦労を避けて楽勝する」ことが、

成長の第一歩だとピン!と気づけたら、

その人は事実を素直に受容していると言って差し支えない。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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