勝つことや成果を出すことから逃げて、
群れているだけのその他大勢だと言っていい。
継続して成長したいなら、苦労自慢を極力遠ざけよう。
現実解。
口先と苦労に逃げて小魚になるくらいなら、
知恵で楽しく逃げれば大魚になれると気づこう。
自分の強烈な武器を持っている大魚からすれば、
率直に言って、小魚の持っている能力などお遊びのようなものだ。
例えばビジネスで言うと、日系最大手で一部上場企業の中核から見れば、
その子会社・孫会社は「出向して経営者になるための場」でしかない。
子会社や孫会社でいくら苦労しても、ほぼ勝つことはできない。
これはリサーチアナリスト時代に関わった業界の、ありのままの事実だ。
また業界によっては、大手企業が代理店を多く抱えている構造があるが、
大手企業の本体から見れば、代理店は「鵜飼いの鵜」でしかない事実がある。
いくら苦労しても、結局は「本体の若手サラリーマンより立場が下」なのである。
いわば、苦労を下におしつける形で、業界の構造が成り立っていると言っていい。
(資格試験も同じことが言える。本体と言っていいのは、医師・弁護士・公認会計士だけだ。)
この事実を知らないまま、真っ向から苦労してしまうというのは、
率直に言って、全く頭を使っていない状態だと言わざるを得ない。
何も代理店の悪口を言うつもりは毛頭ない。
苦労に逃げて自滅するというスタンスが、
そもそも時間の無駄であり、
何も考えずに人生を消耗させていると言いたいのである。
苦労自慢する時間があるなら、
苦労自慢に時間を割くのをやめて、
売上や利益の桁を1つ増やす視点を持てばいい。
それだけで、やるべきことが一発で変わる。
変わることなしに成長は出来ないからだ。
勝ちをおさめたいなら、事実を認め、
強引にでも成長に持ち込む発想の転換をする以外にない。
「出来るだけ苦労を避けて楽勝する」ことが、
成長の第一歩だとピン!と気づけたら、
その人は事実を素直に受容していると言って差し支えない。
boxcox.net、遠藤武。