敢えて、言葉を減らす。

daily6 人と技術と成長。

細かい説明を繰り返してしまうと「またか…」で終わる。

そうなるくらいなら、思い切って、言葉を10分の1に減らしてしまおう。

言葉を減らすだけで、頭が良くなり、行動が変わる。

 

現実解。

言葉が長ったらしいのは、自信がないからだ。

自信がないために、ついうっかり、

説明口調を重ねに重ね、

安っぽくなってしまうのである。

「ま〜た始まった…長いんだよな…」

そう思わせたら、その言葉は安っぽい。

ちょうど朝礼で校長先生の言葉が長ったらしいのと同じだ。

この逆で、言葉を減らすということは、

何がなんでもどっしり構える勇気が要る。

どっしりした勇気を持つには、

まず行動を変えることに集中し、

そのために脳みそをフル回転させるだけでいい。

行動を変えるために頭をつかうのだから、

一言一言の重みが10〜100倍くらいは増す。

行動を変えるのだから、

信頼できる他人も味方につく。

シンプルな言葉で伝わるということは、

格段に他人が味方につきやすくなるのである。

 

他人が味方についてくれるということは、

他人が自分のために動いているということだ。

これは要は、自分が頭を使って行動を変え続けて、

別次元までレベルが上がっていることの証だ。

 

頭を使い、行動を変えて、他人を味方につける。

論点はたった3つしかなく、

3つの順序はいくらでも入れ替わって構わない。

この3つが出来ている人は、言葉がシンプルだ。

シンプルだからこそ、他人に刺さり、

他人が自分のために動いてくれるのである。

 

「また始まった…」と思わせて、

他人を飽き飽きさせる時間はもったいない。

相手にも相手のいのちがあるのだから、1秒を尊重しよう。

1秒を尊重したおかげで、10〜100倍も言葉に重みが出たら、

お互い影響しあって、物事は別次元までたどり着ける。

人間関係も読書も、シンプルな言葉で知的な重みを出せば、

「またか…」は「また聞きたい!」に一発で変わる。

たったそれだけで自信が出れば、儲けもの。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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