細かい説明を繰り返してしまうと「またか…」で終わる。
そうなるくらいなら、思い切って、言葉を10分の1に減らしてしまおう。
言葉を減らすだけで、頭が良くなり、行動が変わる。
現実解。
言葉が長ったらしいのは、自信がないからだ。
自信がないために、ついうっかり、
説明口調を重ねに重ね、
安っぽくなってしまうのである。
「ま〜た始まった…長いんだよな…」
そう思わせたら、その言葉は安っぽい。
ちょうど朝礼で校長先生の言葉が長ったらしいのと同じだ。
この逆で、言葉を減らすということは、
何がなんでもどっしり構える勇気が要る。
どっしりした勇気を持つには、
まず行動を変えることに集中し、
そのために脳みそをフル回転させるだけでいい。
行動を変えるために頭をつかうのだから、
一言一言の重みが10〜100倍くらいは増す。
行動を変えるのだから、
信頼できる他人も味方につく。
シンプルな言葉で伝わるということは、
格段に他人が味方につきやすくなるのである。
他人が味方についてくれるということは、
他人が自分のために動いているということだ。
これは要は、自分が頭を使って行動を変え続けて、
別次元までレベルが上がっていることの証だ。
頭を使い、行動を変えて、他人を味方につける。
論点はたった3つしかなく、
3つの順序はいくらでも入れ替わって構わない。
この3つが出来ている人は、言葉がシンプルだ。
シンプルだからこそ、他人に刺さり、
他人が自分のために動いてくれるのである。
「また始まった…」と思わせて、
他人を飽き飽きさせる時間はもったいない。
相手にも相手のいのちがあるのだから、1秒を尊重しよう。
1秒を尊重したおかげで、10〜100倍も言葉に重みが出たら、
お互い影響しあって、物事は別次元までたどり着ける。
人間関係も読書も、シンプルな言葉で知的な重みを出せば、
「またか…」は「また聞きたい!」に一発で変わる。
たったそれだけで自信が出れば、儲けもの。
boxcox.net、遠藤武。