先回りする勇気。

daily6 人と技術と成長。

物事をうまく運ばせるには、先回りする勇気が必須である。

先に、ヘタクソでも仮の解答や流れを作っておいて、

模範解答とすり合わせればいい。

 

現実解。

うまく行かない状態は、先回りしきれていない。

先回りしきれていないということは、

単なる勉強不足か、

単なる勇気不足のどちらかだ、

勉強不足なら、知識を溜め込んで真似してアウトプットすればいい。

勇気不足なら、無理やりでもいいから今の段階での答えを定めて、

模範解答からの大ハズレを一切気にせず、思い切って仮説から動けばいい。

「私は今まで受けたすべてのテストでケアレスミスは1度もなく、全部100点満点でした」

そう答える人は、ほぼゼロだろう。

真面目にやればやるほど、心理的にしんどさが先行するからだ。

だからこそ、満点を狙うには、手短に仮説を立ててみたり、

心理的に落ち着く流れを作ったりと、

ハズレを気にしてしまわない工夫が必要だ。

ハズレを気にして「何が何でも満点!」と思わない、

そんな「ハズしてもまあいいや」という勇気を持つからこそ、

リラックスして、逆説的に満点が狙えるのである。

先回りする勇気とは、

このように前提を用意しておくことだ。

単に「満点!満点!」と言い出すのは、

単なる野蛮人であって、

それは勇気とは程遠いし、

徹底して先回りするような、

気楽さや細やかさもない。

先回りして、

昨日よりも今日、

今日よりも明日と、

敢えて気楽になって、

勇気が出せるとしたら、

もっと遠くまで世界を広げて成長できる。

力んでいたら、

楽器をいい音色で響かせることもできない。

力むより、気楽になる勇気があるほうが、

結果オーライなんだよね。

間違った地点から復習して学ぶことは、

本質的には「結果オーライ」を短時間で得る勇気なのだから、

先回りしておくことがお得かが腹落ちできれば、それだけで強い。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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