メタ的に見る。

daily6 人と技術と成長。

「自分を超えて、親友目線で見る」ことだ。

自分で自分を見ることで粗探しするのではなく、

自分で自分に語りかけ、改造すべく動かすのである。

 

メタ的に見ることを、

自分の粗探しばっかりで、

自分を虐めることにしてしまいがちだ。

しかし、自分で自分の悪いところがわかる人は、

自分で自分の弱点を直視する準備がある人だ。

「弱点がわかっていても、自分は動けない。なんて自分はダメなんだ…」

そう思う人は、

ダメな自分と親友になればいい。

ダメな自分と親友になることで、

あけすけに「これはダメだよね」と言うだけでなく、

「これは良いところなんだから認めなきゃ」とも、

ストレートに言ってやれるのだ。

他人目線かつ上から余裕を持って眺め下ろすからこそ、

親友のように厳しい言葉も素直に聞けるし、

親友のように欲しかった言葉を優しく語りかけることで、

自分を認めてやれるのである。

 

メタ的に見ることのメリットは、

自分自身の事実を直視して、

良い事実は飛び切り良く認め、

悪い事実は飛び切り素直に認め、

どちらも成長の糧とすることにある。

つい自罰してしまう人は

「実は強烈な親友目線で見ているんだよね」

と気楽に思っておけばいい。

幼少期の親友との始まりは、決まっていつもケンカだ。

興味があって仕方ないけれど、

それを伝えたくてたまらないから、

不器用にもケンカしてしまうのだ。

そう捉え直すと、

不器用で自罰してしまう自分に、

どこか幼い可愛げを感じてはこないだろうか。

自分に悪態づく感性を、

「自罰ちゃん」とか、

「不安くん」とか、

マスコットのように呼んでもいい。

マスコット呼びすることそのものも、

メタ的に捉え直すことの一つだよ。

このように見返すことで、

自分自身に可愛げが見えたら、

今まで見落としていた自分に出会える。

これはメタ的に見ることの威力であり、

自分と親友になることの入り口であり、

自分を好きになるための道のりだよ。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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