企業や人の価値が埋もれやすい理由。

daily6 人と技術と成長。

自分に嘘をついてしまうことで、

最初から「できない」と決めつけるコースを歩んで、

人にやらされている状態に陥るからだ。

これを回避するには、

素直かつしつこく、

本音と対峙するしかない。

 

例えば、怖いときに怖いと認めるのは、

大人として勇気がいることだが、

本音を出すことによってしか、

自分の価値を出すことはできない。

怖さや勉強不足を超えたところにしか、

次のToDoは無いためだ。

断片的に本音を認めても、

もう片方の断片で変わらず、

認めたフリをするように頑固なままだと、

元の木阿弥だと気づこう。

 

だからこそ本音を向き合うには、

思い切って理屈を超えた行動するか、

事実を細分化して行動のハードルを下げるか、

その二択しかない。

例えば売れない営業マンは、

「そもそも売る気がないから売れない」

ことを認めていないし、

それ故に勝手にハードルが高いと思い込んでいる。

お客様のメリットから逆算すれば、

売れるハードルは一気に下がるのだが、

自分から心理的にハードルを上げてしまったり、

お客様のメリットをお客様の本音ベースで聞いていないのなら、

売れるはずのものは勝手に売れなくなる。

 

この逆を取れば、

自分の本音と、

お客様の本音が出てくる。

「自分に嘘をつく」とか、

「できない」の袋小路に、

追い込まれないようにするだけで、

価値が出せると気づければ、

それだけで実力をプロモーションできるのである。

実力があっても見せ方がなければ、

実力がないのと同じだ。

見せ方を知らずに、

実力が埋もれてしまうのは、

実力がある人にとって、

犯罪行為とでも言うべきくらい、

もったいないことだと覚えておこう。

 

素直に本音を出し、

見せ方さえ意識していれば、

全然違う世界線が出てくるのだから、

行動しないともったいないという話だよ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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