自分に嘘をついてしまうことで、
最初から「できない」と決めつけるコースを歩んで、
人にやらされている状態に陥るからだ。
これを回避するには、
素直かつしつこく、
本音と対峙するしかない。
例えば、怖いときに怖いと認めるのは、
大人として勇気がいることだが、
本音を出すことによってしか、
自分の価値を出すことはできない。
怖さや勉強不足を超えたところにしか、
次のToDoは無いためだ。
断片的に本音を認めても、
もう片方の断片で変わらず、
認めたフリをするように頑固なままだと、
元の木阿弥だと気づこう。
だからこそ本音を向き合うには、
思い切って理屈を超えた行動するか、
事実を細分化して行動のハードルを下げるか、
その二択しかない。
例えば売れない営業マンは、
「そもそも売る気がないから売れない」
ことを認めていないし、
それ故に勝手にハードルが高いと思い込んでいる。
お客様のメリットから逆算すれば、
売れるハードルは一気に下がるのだが、
自分から心理的にハードルを上げてしまったり、
お客様のメリットをお客様の本音ベースで聞いていないのなら、
売れるはずのものは勝手に売れなくなる。
この逆を取れば、
自分の本音と、
お客様の本音が出てくる。
「自分に嘘をつく」とか、
「できない」の袋小路に、
追い込まれないようにするだけで、
価値が出せると気づければ、
それだけで実力をプロモーションできるのである。
実力があっても見せ方がなければ、
実力がないのと同じだ。
見せ方を知らずに、
実力が埋もれてしまうのは、
実力がある人にとって、
犯罪行為とでも言うべきくらい、
もったいないことだと覚えておこう。
素直に本音を出し、
見せ方さえ意識していれば、
全然違う世界線が出てくるのだから、
行動しないともったいないという話だよ。
boxcox.net、遠藤武。