「目の前で起こったことは全て正しい」理由は、そこからプラスを作れるから。

daily6 人と技術と成長。

目の前で起こったことは、

全て「次に踏み出してプラスをつくる材料」だからこそ、

目の前で起こったことが全て正しいのである。

 

個人で出せる行動など、所詮は大河の一滴であり、

吹けば飛ぶようなものでしかない。

だからこそ、目の前で起こったことから、

あっさり素直に学んで、行動を変えて、

プラスを作ればいい。

 

大多数のその他大勢は、

目の前の物事に「納得行かない!」とか、

「これはひどいなあ…」のように、

いちいち文句を言い出す。

その割に、自分の実情は完全に無視し、

痛いところは絶対に衝かない。

このような自家撞着を認めないでいるうちは、

その他大勢のままである。

 

自分が変わった回数だけしか、

物事の大勢を変えることはできない。

ここで言う「変わった」は、

変わる前と比べて、

最低でも51%以上を入れ替えることである。

そうでないなら、

変わったとは言えない。

 

何かにつけて迷ったり気になったり、

嫌な思いをしたのなら、

とびきり天高くから全体を眺め、

目の前で起こった事実を事実として認め、

上から全体を眺めるのである。

そこから一点突破して、一瞬で再起すればいい。

嫌なことを敢えて認めるのだから、

一見すると怖くて当然だが、

実はダメージを受けることなど何もない。

ほとんどは取り越し苦労である。

 

読書は、どこかで誰かが、

文字に起こして再現してくれた、

「上から全体を眺める」動作である。

ひとしずくを集めて掛け算し、

ダムや浄水場や水道を作って水を客先に届ける、

そんな全体感のあるコト作りも、

一つ一つの技術や、

雨粒一滴があってこそ成り立つ。

大河の一滴は取るに足らないが、

ナメてかかるともったいない。

ナメないと味すらわからないもの。

 

現実解。

目の前で起こったことについて、

「正しい!プラスに捉えていこう!」

とフォーカスするのは、

味という事実を知って、

取るに足らないところからでも、

素直に変わっていく切り口なんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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