人との関わり方。

daily6 人と技術と成長。

「この人は大きな接点がなく、違うな」と思ったら、

別な人と関わればいい。

「この人は今は大きな接点ないけれど、でもなんとなく好き」なら、

継続的に関わればいい。

それくらい気楽なほうが、

気兼ねせず楽しくなるし、

相手も自分も成長できる。

 

楽しさの有無は、

ある程度の感受性があるなら、

必ず嫌というほど相手に伝わる。

正確に言い切れば、

「勝手に伝わってしまう」

と断言したほうがいい。

要は自然とにじみ出てしまうのだ。

朱に交われば赤くなる、と言うが、

にじみ出た物事に応じて、

言葉遣いや対人関係を変えることが出来る人は、

成長できる人だ。

実際のところ、

最初にピン!と来た人よりも、

後々になって「お?変わったな」とにじみ出るのほうが、

関わっていて面白い。

にじみ出るからこそ、

後から評価を変えてもいいのである。

バカ正直に一回ピン!と来ただけじゃあ、

読み間違いもあるし、

人の成長に関われない。

何歳になっても成長できる方が、

そもそも関わっていて面白いし、

相手もこちらを「面白いやつだ」と思ってくれているはずだ。

 

こういう変化があるのだから、

他人がなんと言おうと、

自分の感覚を崩さないほうがかっこいい。

人との関わり方で迷ったら、

まずは与える側に回り、

自分の感覚を保って磨くことだ。

自分が相手に与えることでしか、

人は成長できない。

育てる上では、無償の愛が大事なのは、

アガペーとかペイフォワードとか、

恩送りという言葉に現れている。

「すごい!」と相手が成長しているのなら、

自分も間違いなく成長できる。

その逆もまた然りだ。

それくらいじゃないと、

人と関わっていてもぶっちゃけ退屈だよ。

自分にチカラがあってもなくても、

ここぞというときには、

出し惜しみしないほうがいいんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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