小規模な組織でコミュニケーションが乏しい状態なら、
2〜4週間に1回のペースで会議を置けばいい。
大規模な組織で会議ばかりの状態なら、
会議をチャットで済ませればいい。
会議など、集団で決断するための道具でしかない。
ここからは、全て根本的・基礎的は話 の列挙。
やたらと長引く会議は、そもそも何も決めていない。
自分がいてもいなくても変わらない会議は、結果だけ教えてもらえばいい。
参加する必要などない会議を切っていけばいい。
要は、会議だらけという状態は、根本的に間違っているのだ。
会議だらけで身動きが取れない状態は、
意思決定できていない状態だと断言して構わない。
会議を徹底して排除して、
本当に有用な「命の欠片」としての情報だけをやりとりし、
徹底して独断と偏見で決断していったほうが、
実は物事はうまくいく。
決断はロジックじゃなくて本音なんだよ。
ビジネスでも学問でも、
ロジカルに決めるだけだとか、
最大公約数的に決めるというのは、
正直に言って何も面白くない。
そこに本音がないからだ。
本音がないということは、そもそも嘘をついているのである。
嘘の決断をするということは、
やっぱり根本的に間違っている。
この間違いを正すためには、
もう二度と繰り返さないように学びの材料にするか、
もう二度と関わらないように距離を置くだけだ。
この2つ以外では解決しようがないと覚悟を決めておこう。
ふとしたはずみで企業が倒産するのも、
ふとしたはずみで人が干されるのも、
物事を決めきれずに、
会議が踊るけどいっこうに進まない状態を、
放置しているからなんだよね。
決断すれば、それだけで良いも悪いも進む。
そこから学び取って、
何をやるか、何をやらないか、
決めていくことでしか、先に進めない。
そう捉えるだけで、会議の「別解」の意味を見いだせる。
決断は、学び取ることでしか得られないとわかっていれば、
決められないダメな会議は、
個人にとって格好の学びの材料なんだよね。
boxcox.net、遠藤武。