仕事のレベルが上がれば上がるほど、
雑用がものすごく差をつけてしまう。
ちょっとした心遣い一つで、
大きな実力差を生み出してしまうためだ。
ちょっとした違いがわかるということは、
相当上の立場の人であって、
下のレベルの仕事は高品質にシュパッと出来てしまう。
挨拶を自分からすることに始まり、
名刺交換したらハガキを送ることも、
実は簡単なことの積み重ねだ。
やっている人とやっていない人で、
明確に差がついてしまう。
仕事は雑用の組み合わせだからこそ、
そしてステージがあがるほどに、
雑用の取り組み方や質で、
果てしない差が開いてしまう。
雑用にこそ実力が思い切り出るからこそ、
雑用を効率化できるのであり、
いざ自分が雑用をやると、
「おっ、やるじゃん」
と相手を唸らせるのである。
ずっと下っ端の人は、
雑用がロクに出来ない人だ
仮に上に進んだとしても、
雑用を通じて気遣いを仕事で表せなかったりすると、
それがそのままその人のマイナスブランドになっていく。
ほかの誰かに上に引き上げてもらうことでしか、
自分のレベルが上がらないからこそ、
やっぱり雑用は実力を映す鏡なんだよね。
雑用をコミュニケーションとでも思っておけば、
たったハガキ一枚や、
たったメール一通にも、
相手を疲れさせない配慮ができる。
仕事全体は、気配りの積み重ねということだ。
boxcox.net、遠藤武。