仕事ができるとは、仕事に再現性があるということだ。
やっていることひとつひとつに再現性の発想がない場当たり的な状態は、
仕事ができない人や組織の典型的な特徴である。
最近は、毛並みと学歴の良いコンサルティング会社にも、
仕事の再現性が破壊的にダメであり、
「コイツはなっていないな」という悲惨な状態が起こっている。
「コンサルティング業界のレベルが下がった」とは、
10〜20年以上繰り返して言われ続けているけれど、
Excelやパワポを使った仕事について、忙しくこなすだけで、
仕組み化すらろくにできないハイスペック人材がいるのである。
再現性作りは、はっきり言って少し頭の回る派遣社員なら、あっさり出来てしまうのだが。
現実解。
コンサルティング業界は売上が太くなるにつれ、優秀だったはずの人材が希薄化・斜陽化しており、異業種にとっての大チャンスがあちこちに眠っている。
boxcox.net、遠藤武。