「そもそもFP&Aって何なんだろう?」
この問いへの典型的な答えに、
「経営者のパートナーだ!」「いやいやミニCFOだ!」「ファイナンスとマーケティングとテクノロジーの合わせ技だ!」
という色々な声が聞こえてくる。
これを解像度高く表現すると、
資金と資源を仕組みで包み込む「成長の作り手」ということになる。
本質的には、BizDevとFP&Aは同じで構わないし、
プロダクトマネージャーを兼ねていてもいい。
マーケティングがPLを担う形でFP&Aに進出してもいい。
データアナリストやデータサイエンティストとFP&Aの垣根がなくなってもいい(外資スタイルかもしれない)。
このように、多様なキャリアが描ける「作り手」として成長していくことが、FP&Aの本質なのである。
現実解。
Financeではなく、Financial Planning & Analysisなのだから、
成長を実現するためのPlanningと、成長を紡ぐためのAnalysisがあって当然だもの。
これを突き詰めると、BizDevと変わらないのは、
資本主義がそれだけシンプルなルールで動いているからと思っておこう。
boxcox.net、遠藤武。